南相馬市支援会活動報告・4月13日(土)南相馬市・14(日)いわき市

「東村山市南相馬市支援会」で、南相馬市といわき市に行ってまいりました。
今回は、レンタカーを借りて、6人での旅でした。
会長とんさん、ウエちゃん、たっちゃん、Mちゃん、Sさん、お疲れ様でした。
ありがとうございました!

私自身としては2012年から訪問を重ね、6回目の南相馬でした。
いわき市での活動は、会としては初めてです。
東村山市内開催でのボランティア祭りで、
いわき市のブーステントとお隣になりましたご縁で今回お誘い頂きました。

「東村山市南相馬市支援会」は、東村山市のボランティア団体として正式に登録をされている会で、
東日本大震災があった2011年3月から、会長の八坂「鮨富」店主とんさんがボランティアを続けてきた活動を元に、その後も継続しています。
南相馬市内の仮設住宅集会所や、仮設住宅集会所がなくなりました後は、現地の集会所、公会堂などに赴き、演奏会や食事会を催したり、現地の方々と交流をさせていただきながら”現状”を発信する。ということを主目的としています。
私は主にその”宴”と称した演奏と食事の会の時の進行役をつとめる”宴会隊長”をさせていただいています。

又、支援会の活動費の一部は、会長のお店「鮨富」で時折開催される「南相馬復興祈念の宴」でのライブにお集まりいただいたお客様からいただいた寄付金を使わせていただいております。
たくさんの皆様のあたたかいお気持ちを胸に、現地に行かせていただいていることに、
いつも感謝しております。


【4月13日(土)南相馬市】
この春は寒い日が多かったせいか、福島県の桜の開花が予想より少し遅れ、
ありがたいことに、13、14日あたりがちょうど満開でした。
道すがらの桜、そして菜の花の景色は、車内のみんな、ため息がもれるくらい美しい光景でした!

いつも通る6号線。
福島第1原発のある大熊町付近には、「帰宅困難区域」を仕切る、バリケードがまだたくさんありました。
そのバリケード付近や、その先にある満開の桜、続いている道、たくさんの家屋。店舗。”卵の自動販売機”!
2011年から時が止まった、止めさせられた区域。その光景を見るたびに、言葉にならない虚しさを感じます。
しかし、そのバリケードもついに、今年いっぱいくらいで撤去される方向だそうです。

画像


画像


色々な問題はあるものの、
それでも、
規制解除後帰宅される方はいらっしゃるようで、ところどころで修復中の家、修復された家を見つけました。
その場所だけ眩しい光が差しているように見えました。

”8年”という時を耐え、乗り越え、この地で強く生きようとなさる方々の心が、その風景から伝わってくるようで、
胸が熱くなりました。



小高区へ向かい、十一面観音様を拝ませていただきました。どの宗派にも属さない「里仏」さま。
観音堂はご寄付により修復されたばかりだということで、現地のSさん(以前仮設住宅に避難していらした方)は
とても嬉しそうでした。
鎌倉の時代から、この地をずっとずっと守っていらしたそのお姿には、計りしれないような深いお慈悲と強さ、やさしさを感じて、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
眉間の第三の眼には”水晶”が埋め込まれており、ピカッ!!と輝いていました。
会のみんなでお線香をお供えし、手を合わせました。

画像


観音堂のすぐそばの「上浦公会堂」での集会にご案内していただきました。
今年できたばかり!という公会堂は、明るい室内と、奥のテーブルの上に飾られた満開の桜の木で、
陽の氣に満ち溢れていました。

10時からお集まりになられているとお聞きしていたので、もう13時くらいだったのであまり長い演奏もどうかと思い、
会長とんさん、うえちゃん(ヒロウエキ)に弾き語り数曲をしていただいた後、私は「さくら」、「オーシャンゼリゼの替え歌」(オー上浦!)、「つくしの唄」(ゆっこらんどオリジナル)を歌わせていただきました後は、
「相馬盆唄」を私がオカリナとアカペラで演奏しまして、会場の皆様と会のみんなで踊りました!

毎回南相馬に来ると、歌い、踊ってきたこの曲。

最初は、仮設住宅の集会所に置いてあったCDをかけながら踊っていましたが、
自分で演奏できたらいいなあと思うようになり、何度かアレンジを重ねながら、現在の演奏形態になりました。
そして歌い続けているうちに、大好きな曲になりました!
南相馬との出会いがなければ、もしかすると歌っていなかった曲。出会いって不思議。出会いって素敵♪

みんなで踊った後、「やっぱり体を動かすといいわね〜♪」と喜んでいらした女性がいて、その笑顔が素敵で私もとても嬉しくなりました。

画像


ライブの最後は、皆様と「ふるさと」を歌って、その後はご歓談のひと時でした。

ビールや焼酎、日本酒、おむすびやお漬物をたくさん頂きました。ありがとうございました。
「焼酎をいただけますか?」とお願いしますと、紙コップいっぱいに焼酎をついでくださった。
焼酎のストレートをこんなにいっぱい?しかし、残すのはいけない、飲み干すのだ!飲み干した!

・・・なんともまあ昼間からだいぶ酔っ払いになってしまって、おかげさまでテンションアゲアゲゆっこらんどでした(笑

この春、震災後初めて”田植え”をするのだと嬉しそうにお話する皆様。
秋の収穫時にはお祝いしたい!
またお伺いしてお祝いの宴を開催しよう!そうしよう!
というお話になり、なんとも嬉しい、そしてめでたいことだろうかとワクワクしました。

ふと窓から外を見ると、
田植えを待つ耕された田んぼが、陽光にキラキラ輝き、とても嬉しそうでした。

画像




公会堂を後にして、「小高神社」へ。
満開の桜に囲まれながら、しばしお花見たいむ。
市内のあちこちで桜が見られるせいか、こんな素晴らしいお花見スポットでもお客はちらほら。
バーベキューを広げる若者たちものびのびと楽しそうでした。
桜の下ではみんな笑顔になるね♪

画像


画像




夕食の買い出しをし、宿泊施設へチェックインした後、温泉神社へ向かいました。

画像


湯の町いわきには初めての宿泊。温泉の硫黄の匂いが漂うその町。
旅はいいな。ましてや会の仲間とともに、そして音楽とともにある旅は。
半分の月を仰ぎながらあったかい気持ちになって宇宙に感謝しました。

画像


あれ?そういえば昨日フェイスブック開いたらたまたまタイムラインに原宿の「ハーフムーン」の記事を見たなあ。
面白いシンクロ。
(ハーフムーンもしばらくまた行ってないな。私とおんなじ誕生日の、私ののんだくれ人生が始まったあの場所。)

急な階段を昇り、丘の上の観音様にもお参りをしました。

画像


あれ?こちらの観音様も十一面観音様だ!
このあたりでは多いのかしらね。と仲間と話しながら、湯の町を見下ろす。
土曜日の夜だというのに観光客は少なかったですが、町の歴史を感じながらその夜景を楽しみました。

「スミレ館」は昭和時代のそのまんまのような、懐かしい、落ち着く雰囲気の宿でした。
畳の上の木のちゃぶ台。奥の窓際のテーブルと向かい合うソファー椅子。小さい冷蔵庫とタオル干し。
お風呂の床はタイル貼り!

少し熱めの温泉にゆったりと浸かり温まって疲れをとった後は、会のみんなとお疲れ様飲み会。
脱落者(寝てしまう方)がちらほらと出てきた12時前にお開きになりました。
本当はもっと呑んだくれたかったのですが、明日のライブを控えているのでほろ酔いに抑えて就寝。

瞼を閉じると、車内から見た6号線の風景が見えて頭が冴えて少し眠れなかったのですが、意識を丹田に据えてしばしすると深い眠りについていました。

---------------------------------------------------------------------

【4月14日(土)いわき市】
7時ごろ起床して8時に朝食をとりました。
普段は朝食は食べない私ですが、旅先などでは朝食を楽しみます。
卵はやっぱり?の「温泉卵」でした。
仲間といただくお食事は美味しい!ご馳走様でした!

画像


宿から車で約5分。
いわき市石炭・化石館「ほるる」へ向かいました。

音響はご用意いただいていましたので助かりました。
スタッフの方々とご挨拶をして、衣装に着替えました。

画像


画像


10時から約1時間入り口付近で演奏させていただきました。
とんさん、ヒロウエキ、ゆっこらんどが20分ずつくらいの演奏をした後、
最後は「ぼくらは世界、ぼくらは地球」(「We are the World 」日本語詞・ゆっこらんど編詞)、
「相馬盆唄」の2曲でフィーナーレ。
少し肌寒い風が吹いていましたが、桜の花びらがはらはらと舞い散る中で、
「ほるる」にお越しいただいた方々に聞いていただきました。
ありがとうございました。

演奏が終わりました後は、館内を観覧しました。

なるほど、いわきは温泉町だけでなく、石炭、そして化石の町だったのですね!
恐竜大好きな私は、もうワクワクで大喜び!!
意識はしばし太古の地球。想像するのも楽しい!

「フタバサウルス・スズキイ」と名付けられたこの像の元となった化石は、
昭和43年に、地元いわき市の高校生が発見し、日本の古生物研究史に残るものとなったそうです。
こんな恐竜が海の中を泳いでいたなんて!

画像


展示室にはたくさんの化石の実物、レプリカがいっぱい!
照明の雰囲気もとても良かったです。

画像


常磐炭田の歴史がわかる「模擬坑道」も見学しました。
ツルハシから始まり、大型機械の使用までをわかりやすく展示してありました。
炭鉱内で働く方々の人形は、男女問わず上半身裸で、高温、多湿の炭鉱内の暑さ、厳しさを物語っていました。

屋外には、坑口が保存されており、いわきの歴史の深さを初めて知りました。

また、企画展では「アポロ展Ⅰ ーライト・スタッフたちの月への挑戦ー」が開催されており、
太古の歴史、炭鉱の歴史の後に一気に宇宙空間へ飛ばされ、
たったの1時間くらいで、長い長い旅をしたようで、不思議で楽しい体験をしました!



いわきにお寄りになりました際には、温泉を楽しまれる前後には、ぜひぜひこちらの「ほるる」さんへもお出かけくださいませ♪本当にオススメです。
都会の喧騒に少し窮屈になっていた心が広〜く広〜く広がりますこと間違いなし!

【いわき市石炭・化石館「ほるる」】
〒972-8321 福島県いわき市常磐湯本町向田3-1
TEL:0246-42-3155
https://www.sekitankasekikan.or.jp/


---------------------------------------------------------------------

今回の東村山市南相馬市支援会の旅は、いつも以上に天候に恵まれ、桜の満開にも恵まれ、
本当に充実した、また、一筋の希望の光が色濃くなったのを見たような、そんな旅でした。
感謝の心でいっぱいです。

ご同行いただきました会の皆様、南相馬小高区上浦町の皆様、いわき市のスミレ館、「ほるる」さんでお世話になりました皆様、演奏をお聞きくださいましたお客様、本当にありがとうございました。

再会を楽しみにしております。
これからも音楽を通じて、少しでも社会へ貢献できますように日々精進いたします。

生きとし生けるものすべてが幸せでありますように。


ゆっこらんど

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)